医療費の 控除 夫の　名を書いた

(医療費控除を申請するので夫の通院や入退院などを領収書を見ながら付けていった。
昨日のようにあの頃のことが目に浮かんだ。病室からの景色や夫と行った喫茶室も。
まだつらすぎる、だめだとつぶやいた。　

1年が　たったんだねと　労われ

（久しぶりにお隣の方に会ったら23日だったよね、と言われた。
教会の葬儀にも列席してくださり何かできることあったら言ってねと。
コロナであまり顔を合わせなくなったけどご近所さんは有り難い。）

普段の生活の中ではだいぶ気持ち的にも落ち着いてきてるつもりだった。
夫の闘病中を思い出させる病院の領収書など、つけなければよかった。
癒えてきてるとは思うけど、ちょっとしたことですぐ夫と過ごした時に、
場所に、引きもどされる気がする。天国には私がいないので会いに来て
くれてるのかなあ。神様に天国と行き来したい、と祈って見た。アーメン。