kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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ボケの花と息子の笑顔に慰められて。

コリントの信徒への手紙2 1章3節
わたしたちの主イエス・キリストの父である神、慈愛に満ちた父、
慰めを豊かにくださる神がほめたたえられますように。



お雛様の頃になると天国の父からボケの花のプレゼントが届く。肺がんの末期で自宅で
療養していた父がボケの花の挿し木を何本か挿して根がついたらもっていけばいいと。
今頃は夫と会ってくれているかな?「娘が世話になったね」とか言って。優しい両親の
元から穏やかな夫に嫁ぎ51年の結婚生活で長女と長男。3人の女の子の孫を与えられた。


夫が亡くなったことがなかなか受け入れられない日々。葬儀を終え1か月以上過ぎても
まだ家の中は夫の物に囲まれて片付けもできないまま。クローゼットを開けると夫の服。
自分の今の気持ちをそのままに無理に押し込めず、時が過ぎていくうちに落ち着くかと。
息子が土日一緒に居てくれている。二人で食事しながら元気をもらえて慰められている。


天国に言葉をおいて生まれてきた息子。1歳前後の生活力で成長せず将来深刻との診断。
神様が息子に生命力を下さり今年は48歳になる。何もわからない子と思われていたけど
息子は飛び切りの優しい笑顔という賜物を頂いてきて会う人たちに安らぎを届けている。
神様のみ業を現すお役をもらい忠実に応えている。愚痴や悪口も言わず人を傷つけない。


お父さんが召されたことを理解しているかどうか神様しかわからないけど遺影を見ない。
私が悲しんでいる、つらさを抱えていることに気づいているのか「大好き」との仕草で
頬を寄せてくる。息子は何もかも神様から聞いて慰めてくれている気がしてならない。
私が一人で看ているけど言うことを聞いてくれている。夫が居なくても困ることがない。
神様、イエス様、夫にもありがとうと言いたい。息子が哀しみの母を包んでくれてる。