川柳 ホームでは 自宅に帰る 人おらず
いつも息子は土日が帰宅日。今は歩けないので帰れず土曜日にこちらが会いに行った。
お仲間も寄ってきて話してくれる。手を痛めたとか買い物とか友達と会うんだとかも。
父さんも母さんも兄ちゃんも死んじゃったと訴える子もいる。父さんは家族会でよく
お世話になっていた方です。率先してお風呂掃除をなさり臼を運び餅つきもされたり。
「おうちに帰れないものね」と言うと「うん」と言うのがいじらしい。哀しみをため込み
耐えていると思う。「お母さん居るの?」と聞いてきたので天国にいると答えたけど。
週1度しか会わないけど一生懸命話しかけてくれて「お母さん」と重ねている気がする。
この子たちのお母さんになりたいと思った。みんな可愛い、みんないい子、神様の子。
2時間ほどいてお昼になるので息子やみんなに「またね」と言って帰ってきた。
血のつながりはなくても共に同じ屋根の下で暮らし互いに気遣いつつ支えあっている。
これこそが神の家族だと思う。神の大きな御手の中に包まれている幸いを感謝して
御前に祈ります。アーメン。
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