kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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川柳 2句 1.幕降ろす   2.息子哀しみ

明日には 令和2年が 幕降ろす


(決して忘れられない年。
思い出をいっぱい残したまま一つの幕が下り夫は舞台から去っていった。
からっぽの舞台に一人取り残されたけれど、忘れ形見の息子が笑顔で登場し、
盛り上げている。)



父いない 息子哀しみ おさめてる


(明日の朝、息子が帰宅。3日の夕がたホームに帰り入浴をさせてもらう。
息子はとうとう我が家のお風呂に、いくら誘っても入らず1年が過ぎる。
風呂仲間の大好きな父さんがいないと気づいた息子を思うと何も言えない。
でも息子は哀しみを現わすことなく平常心。私をかばってくれてるのかなあ。)



こんな年の瀬が来るとはまったく思ってもみなかった。
のんきな私はずっと夫と共に歳を重ねて老後を楽しめると疑いもしなかった。
神様のご計画の通りに事が運ばれていくことを目の当たりにみせられた。


夫はいつも言っていた。
「すべての事について感謝しなさい」と神様は言われているんだよ。
「すべての、」なんだよと。
今、ちょっとまだ夫が引き上げられたことを感謝しにくいけど、
かっこいいこと言えないけど、でも、祈るよ。みててね。
神様の前にみんなばれてるけど、天に帰ったら感謝できる。



PS
いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について感謝しなさい。
新約聖書 第一テサロニケ 5の16の18より