kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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12日午前1時、夫が入院、酸素ボンベの生活へと景色が変わった。

マタイによる福音書16章24節
それから、弟子たちに言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、
自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。



年末年始は夫、私、息子の3人がのんびり自宅で過ごすことが出来て息子は仕事始めにも
出かけ2020年が始まった。ですが夫は年末あたりから息苦しさが増してきてました。
10日は新年最初の訪問リハビリで先生が始める前にと酸素を計るのですが80しかない?
もう一回ちょっと動いてから計ってみようと計っても88でストップ。これはおかしい。


少し運動しても息遣いが荒くなり、酸素を計っても変わらないのでホームドクターに診て
もらい酸素ボンベの相談をするように言われたので夕方、内科医院で診察を受けました。
肺のレントゲンを撮り間質性肺炎があるので市民病院に紹介状を書くので救急センターに
行ってください、救急車を呼びましょうと言われ車で来てるので大丈夫と出かけました。


直ぐに呼ばれたものの途中で重傷の患者さんが運ばれその後も事故にあった方が苦し気な
声を出して担架に乗せられてこられたりで夫が必要な検査が終わり入院が決まり病室へと
運ばれたのが午前1時過ぎ。土曜日になっていて息子を迎えに行く朝がきてしまう。
夫のデイケアに欠席の連絡等頭の中がしなきゃいけないことで一杯。帰宅午前2時過ぎ。


夫は慢性呼吸不全との病名が付き酸素の管を鼻に付けて移動はボンベ付き車椅子になる。
息子は土曜だけでなくしばらくはまたホームでの生活。思いがけない生活の変化にただ
驚きでしたが、神様が歩めと言われた道、自分も十字架を背負って行くだけと決めた。
今日は午前中10時半から12時半まで息子のホームに行き息子と一緒に遊んできました。
棚にあるおもちゃ箱の中の笛を吹いたりタンバリンを叩いたりと歓迎してくれてました。


午後から夫の待つ市民病院へ行き、土日は面会時間も2時からなので顔を見て話しをして
夕食まで滞在です。担当の先生は3連休で火曜日から診察になります。救急センターで
検査は済んでいるけどボンベの件など改めて診ていただくようです。落語家の歌丸さんと
同じだねと言ったら息が楽になった気がするとほっとしたので受け止めたこと感謝です。


ボンベの生活が待ってると思った時、どうなるかという思いと共に、でも神様がすべてを
取り仕切ってくださってる、この道を歩んでいけばいいだけ、と勇気が湧いてきました。
夫に息が楽になったらボンベ付けて碁会所にも行けるねと伝え、夫も希望が見えたような
手ごたえを感じました。鬱も治ってくれるかな。息子も逞しくなってほしい。私も受けて
たとうじゃないか!と家族がそれぞれ受け止めている姿に勇気をもらえた。感謝です。