kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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息子の存在の大きさに、、、。(健ちゃん画伯の作品もお披露目)

ヨハネによる福音書 9章3節
イエスはお答えになった。「本人が罪を犯したからでも、
両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである。


年末から息子と一緒に過ごせている。思いがけない病いで自分から発信するすべもなく
入院生活はどんなに不自由だったろうか。元気に産めずにごめんしか言えないし代わる
こともできない。神のみ業を現すため言葉も身辺自立もなく人の手が必要な生き方しか
出来ない人生を与えられた。でも息子の周りに支えよう、手を貸そうという人が集まる。


息子退院後も夫は鬱病で食事もとれず歩行もままならない状況なので、息子まで看られず
ホームに戻った時は食事は重湯とトロミの介助にオムツ使用で歩行も無理で車椅子利用。
それでも息子を真ん中に皆が頑張って支えて下さった。ホームの仲間も励ましてくれて
何かできるようになると我がことのように喜んで伝えてくれた。息子の回復も早かった。


ホームの連絡ノートに息子のメッセージが挟んであった。帰って来る時に世話人さんが
「健さんがご両親にありがとう。来年もよろしくね、と描いたのかな」と言われた紙。
ノートには健ちゃん画伯誕生と書かれていた。いつもは数えるほどの線しかなかったのに
数えきれない線がいっぱい。根気よく思いを込め描いたのかな。天国で息子に聞きたい。


息子にいろいろな変化があった。こだわりが減っていた。許容範囲が広がってリビングに
聖句日めくりカレンダーを掛けていても取り外せとのサインを出さず気にしてない様子。
トイレに行っても電気を消してくるし、トイレでも下着の上げ降ろしが上手になってる。
食事の食べこぼしも随分減ってるし。階段のリハビリもがんばって偉いねに、にこっと。


今日のみ言葉、生まれつき目が見えない息子の両親に対して弟子たちはイエス様に問かけ
答えられた場面です。私はこの言葉で救われました。重荷が下りました。私のせいでなく
神様のご用のために生まれたんだと言ってくださっていた。よくぞうちに、こんな未熟な
親たちの家にと感動でした。息子は両親だけなく姉や私の母にもイエス様を伝えました。


2020年も神様に祈り頼り敷いてくださった道を歩んでまいりたいです。
どんな時も感謝をしていきたい、条件抜きで感謝を。弱い者です、祈りつつです。
イエス様をご存じない方にもお伝えしていけたらと祈っています。
今年もよろしくお願いいたします。