kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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息子の笑顔を探し求め、目先だけしか見てなかった、、、。

詩編103編2節 
わたしの魂よ、主をたたえよ。主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。


昨日も病室のベッドの息子をみると寂しげで悲しそうな表情しか見えず笑顔の息子を
探しに行きたいと思ってしまう。子供の苦しみは親にとって本当につらいものがある。
息子は声も出ず何もしゃべれないのでこういう時には不憫で、神様に今だけでいいから
言葉をくださいとお願いしたくなる。息子の手を握り頭を撫でて神様に祈るしかない。


夫が息子の面会に行くと言うので車椅子で病室に行きました。息子にお父さんと来たよ
というとじっと顔を見て手を出してきました。夫も手を握り「元気にしてるか?」と。
「管も取れたしあとちょっとだよ。」と励ましていました。ホームの看護師さんも来て
下さり「お父さんとお母さんも居てよかったね」との声掛けにじっとみてるだけだった。


お帰りになる時、廊下に出たら「転院先が見つからないのでホームで対応を話し合って
いますからね。ご両親もご心配でしょうけど、お大事にしてくださいね」と励まされた。
ホームのスタッフや一緒に暮らす4人のお仲間たちも息子の帰りを待っていてくれる。
通所のみんなも待っていてくれる。息子のことも目先だけ見ないで祈っていけばいい。


息子の病もご計画の中のこと、それだけ。夫から「健が命を守られて病気もいい方向へ
向かっている、生きてることが感謝じゃないか」と言われて♪数えてみよ主の恵み~と
口ずさんだ。生きていてほしい、これ以上の望みはなかった。主のお計らいに感謝だ。
弱い者だけど神様におすがりし今日も一歩一歩と歩みたい、祈ります。アーメン。