kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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1テモテへの手紙 2章4節 すべての人々が救われて真理を知るように

4節 神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。


神様が願われるのはすべての人が救われること。男も女も幼子も病気や障害の人にも
条件を付けずにご愛を注がれている。自分中心で弱い惨めな者と気づく時、生きていく
ことに疲れた時や虚しさを覚えた時、何のために生まれてきたかと思う時もあるかも。
神様は疲れた人を招いておられます。神様が居られることを知る時、光がみえます。
イエス様はすべての人が救いに預かった時、再び迎えに来てくださるのです.アーメン。



20年ほど前に息子がお世話になっていたNさんは10年ほどで退職されてその後は連絡が
つかなくなってしまいました。何人かの方に連絡はあるかとお聞きしてもわからぬまま。
探しようもなく諦めていたのですが、3月末に自宅の整理をしていたらNさんの手紙が
出てきたのでお伝えしましょうかと。私が問い合わせていたのをずっと覚えておられた。
神様と彼女に感謝。11年ぶりに居場所が分かり再び近況を語り合う時を許されました。


尋ね人ではないけれど、息子の成長だけでなく母子分離を強く勧めてくださった恩人で
今、息子がグループホームに入居したこともNさんの励ましがあってこそのことでした。
息子がホームの生活に慣れて来る姿に.あの時勧めてくれたNさんのおかげだねと夫とも
Nさんの名前が出る我が家。Nさんにお便りを出して孫宅へ。大型連休明けにNさんから
長いお返事をいただきました。Nさんと20代の背広姿の息子のクリスマス会.写真入り。


Nさんは今も知的障害の方の所でお仕事をされています。若かった頃は夢中で前だけしか
見てなかったかもと振り返っておられました。私が息子を手放せず、それでも親亡き後の
不安を抱えている姿に何とかしなきゃと若い力を注いでくださったのです。息子を一人の
人として向き合ってくれて、私にも大丈夫、下宿生活をさせましょうと力強く言われた。


神様はNさんや数えきれない多くの心優しい方々を息子や私たちの周りに備えて下さり、
お守りくださることを身に沁みて感じます。金曜から実家に帰らずホームでお仲間と共に
満面の笑顔で土日を過ごし、夜もよく眠り穏やかに過ごせることを見せてくださる神様。
「親亡き後もだいじょうぶでしょ!」と言われているようです。神様にありがとうです。