kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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哀しみのひと月づつを共に歩んだN子さん。

もう15年以上も前。当時息子の通所スタッフのN子さんはグループホームへの入居を
進められ出きないという私に今離さないでどうするの?30過ぎたら下宿とか結婚したり
実家をでていきますと諭され必死だった。いつまで抱え込んでるの親は先に逝くんです。
残された健さんはどうするの?私にとって一番触れられたくない、つらい話題でした。


色んな事があり結局息子はN子さんの言われるように34歳でホームに入居し13年です。
その後N子さんはご結婚で退職され東京でやはり障害のお子達とのお仕事をされてます。
私もN子さんに息子の成長を折々にお伝えして成長を喜んでくださっていました。
昨年は息子と夫の同時入院もあり、祈ってくださり退院も喜んでくださっていました。


夫が召されN子さんにお伝えしました。彼女はいつもバッグに私からの訃報の手紙を入れ
何度となく読みかえし祈って1か月また1か月と私が過ごしてる今を思いつつN子さんも
過ごしたと書かれていた。虹がかかり沢山の鳩が飛んでるきれいなカード夫の横に飾る。
過ごす1か月の中に残された私たち母子に少しでも安らかな時があるように祈ってたと。


息子を通してN子さんだけでなく多くの大切な方との出会いをいただけている。すべてが
神様からのプレゼント。息子が紹介してくれる方はほんとうに優しい心ある方々ばかり。
おかげで私の人生も気付いたら心豊かに歩ませていただけてる。
私と夫が出会ったのも息子が我が家に来たのもN子さんとの出会いもすべて神様から。


神様、多くの出会いをありがとうございます。