kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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夫の遺品処分に、ごめんしか。

夫の遺品の整理を始めているが、書斎には大きな本棚が3つありクローゼットの中に
段ボールに入った書類等がぎっしり。何箱か数えていないが中身がありかなり重そう。
ちょっと開けたら自分が書き溜めた絵がごっそりとか、写真、手紙、年賀状もあって
大変。旅行先で購入した絵葉書もごっそり。とても1日では無理、出るのはため息だけ。


私がしなければ娘が片付けることになるだけ、切手集めをしてる孫が居るのでこの
切手は別のところに移しておいたが、夫の大事にためていたものを処分するのかと
思うとつらいけど死とはこういうものだとも思った。娘はよく父親と喧嘩してたけど
仲が良かった。捨てられないと泣いた後にまた元に戻す気もする。やっぱり私がする。


置く場所があるんだからこのまま置いといたらと言いそうな気も。ここは鬼嫁が処分
する。裸で来て裸で帰るとヨブ記のみ言葉が浮かんだ。Jちゃん、ごめんね、私の
物も終活で処分するから許してねと謝った。自分で終活してくれてたら私は泣かずに
済んだのに。捨てる方だってつらいんだ、となんでも取っていた夫に言ってみた。


会社員になってから夫の実家近くで背広を仕立ててくれていた仕立て屋さんの背広は
お尻がテカテカになり着なくなっても捨てるとは言わなかった。何着も洋服ダンスに。
退職時に古くて着なくなったのは捨てようと言ったらだめだと怒ってたっけ。鬼嫁が
捨てにかかってるので上で怒ってるかな。でも息子も背広着ないし、ごめんねと。


神様、どうか哀しみの中に居る夫を慰めてください。お願いします。アーメン。
処分せざるを得ない鬼嫁を憐れんでください。アーメン。