kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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天から授かった特別な子ども

詩編139章13節
あなたは、わたしの内臓を造り/母の胎内にわたしを組み立ててくださった。



今日は息子の誕生日、48歳になった。お父さんも天国からおめでとうと言っているはず。
予定日に生まれたけど未熟児だったので問題を持っているのではと言われミルクを吸うと
いう本能を持ってこなかったとわかった。鼻腔栄養でミルクを入れながら吸う練習を始め
産声すら聞こえずいつも寝ていて泣かない赤ちゃんだった。手足も折れそうなほど細い。


1歳まで育つか、次には10歳までは無理だろう、でも神様は笑顔のステキなおじちゃんに
してくれて姪っ子3人も健ちゃんと言って大事にしてくれている。お父さんが天に帰り、
代わりに成年後見人を引き受けて健さんを守りますと言ってくれる優しい方に出会えた。
お父さん、意識失ってしまったけど「健を守るよ」の声に涙で応えてくれたこと、感謝。


家族っていいなと思う。神様がこの赤ちゃんはどこの親たちにと決めてくださり我が家の
長男になってくれた。母の胎に居る時から造って下さり地上へ送り出された子供が2人。
長女のところに孫3人みんな女の子。スカイプでお誕生日おめでとうの歌を歌う子ら。
毎日、礼拝をしてから授業が始まる生活を選んだ孫たちも大きくなった。感謝しかない。


今日から始まった息子の新しい1年。どんな年になるだろう。神様に祈りつつ歩みたい。
息子の誕生日の度に「天国の特別な子どもたち」の詩を思い出さずにはいられない。
この詩のように私達、未熟者の夫婦が、神を知らなかった者たちが息子を通して神様の
深い思いを、深いご愛を、受け入れられるようになっていったのだから。