kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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哀しみを知って見えてきたことも。

詩編139章16節
胎児であったわたしをあなたの目は見ておられた。わたしの日々はあなたの書に
すべて記されている/まだその一日も造られないうちから。



市の健康診断に行ってきた。去年までは元気だったはずの夫と一緒に受けていた医院へ。
夫が60歳で退職して以来、いつも一緒に肺がん・大腸がんの問診票に記入してたことが
思い浮かんだ。「先に逝っちゃってごめんね」と夫の声がしたような気がした。19年も
一緒に来てたんだと気づきうれしかった、神様も来年は一人だよと伝えたかったかな?


何を見てもどこにいても食べていても寝る時もいつも夫の気配を感じる。霊は共に居る。
パソコンの調子があれえ?と思う時や手紙を書いてて漢字を忘れ夫に聞こうとしていた
時に夫は居なかったと。おいしいなあと思う時も夫と食べたかったと思う。神様は3密も
そろそろやめようかとお考えで、夫を先に引き上げられたのかな。神様のみ旨のままに。


息子は今週土曜日に2か月ぶりに実家へ帰宅です。栄養ドリンクと肝臓胆嚢の結石予防の
錠剤を毎食後に2錠づつ飲んでいるので自宅の分を取って、ホームにもお届けできます。
生まれた時からというより母の胎に居る時から予定日になって生まれてきても未熟児の
体重しかなく病弱体質でした。生まれてすぐ夫に役所への届けを出してもらい名を健と。


健やかに育ってと祈る日々でした。私の育った学校がキリスト教で神様は唯一と学んで
いたので他宗教の勧誘に息子退院後も本当によく訪ねてこられたけど守られ幸いでした。
入院を繰り返し手術もあったりで痛い思いも随分したと思う。泣かないのも不憫だった。
イエス様は息子の周りに助け手を備えられて息子が不自由しないよう支えてくださった。


振り返った時、夫の人生も私たちの出会いも娘や息子が生まれてくれたこともすべてが
神様の書に記されていると書かれていました。涙を喜びの涙に変えてくださる神様です。
地上の命は長くて120年かな。永遠の命をいただけるのです。神様のみ声が届いたらと
祈ります。地上の別れの哀しみを経験し「哀しさ」も知りました。神様に感謝します。