kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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死は永久に滅ぼされる。

イザヤ書25章8節
死を永久に滅ぼしてくださる。主なる神は、すべての顔から涙をぬぐい/
御自分の民の恥を/地上からぬぐい去ってくださる。これは主が語られたことである。



夫が亡くなって少しづつ認めざるをえない状況だけどまだまだ越えなければならない山が
ある。夫がいない寂しさに心が落ち着かなかったり問題が出ると生きててほしかったと 
ぼやいてしまう。夫だって家族とまだまだ一緒に居たかったろうけど「おいで」と呼ばれ
従っただけ。肉体は朽ちていく。でも霊は神様の身許に引き上げられ死は滅ぼされます。


地上での別れは一時のこととわかっているのに天国で会えたらもう別れはないとわかって
いるのに今会いたいと思う。夫は何も言わず急に亡くなった。でもまだ療養中の時にふと
「ありがとう」と夫に言われたことを思い出した。夫は「自分にはこんな風に看病をして
やれないんじゃないかと思う、すまないが」と言うのでその時になれば大丈夫と言った。


何かを感じたのかな?もっともっと話せばよかった。なんだか心にゆとりがなかった気が
した。今ならゆっくり聞けたのかもしれないのに時間は戻らない。あの頃は薬の世話とか
食事にも時間がかかったりトイレも長かったりといつも付き添って一緒に動いていたので
なんだか夢中で過ごしていたんだと振り返った今は思う。リハビリも付き合ってしてた。


夫が亡くなるとは思ってもみなかったし、養生すれば治ってくれると思い疑わなかった。
意識を失う2日前、息子を通所に送り出すけど一緒に乗っていく?と誘うと留守番すると
いうので息子を乗せて送り出し帰宅した時にパソコンで囲碁を打っていたので大丈夫なの
と聞いたら「喜んでくれると思ったから打ってた」と言ってくれた。最後の囲碁だった。


もっともっと話したかった。コロナウイルスで自粛してる時にでも夫が居てくれたら話も
できたのにと残念に思うけど言ってみたってきりがない。神様のご計画のままに「はい、
従います」とついて行った夫、立派だと思う。息子が日曜は居るので教会に行けないけど
ユーチューブで礼拝をお捧げしながら天上と地上で祈りあっていこうね、と夫に言った。