kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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「あの時は大変だったね」と。

ヘブライ人への手紙 10章36節
神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです。



裁判所に提出の成年後見人申請書類が弁護士事務所から届いたけど、厚さ1cm超える。
2部作られ1部は我が家へ。1ページずつ読んでいきましたがよくここまで調べてくださり
大変だったことと思いました。息子のグループホームやホームドクターの意見書も加わり
息子の今後の課題も見えました。障害が重いほど老化も早いそうなので神様に祈るだけ。


息子に後見人さんを頼もうねと言っても理解が難しく、目に映る今の状況の中で何かを
感じているのでしょう。周りの人を疑うことなく笑顔を向ける息子です。コロナウイルス
終息を願い、今は面会もできないけど会える日を楽しみにしている。今日も母はマスクで
人通りのない道を散歩し5000歩に。1日も長く息子帰宅OKよ、と言えるように足腰を!


最近までは夫の名義変更手続きで毎日のようにポストに手紙が。使用番号なども調べたり
書き方も微妙に違ったりで問い合わせたりと慣れないこともあり大変でした。でも最近は
ポストが音を立てると喜んで玄関に向かいます!牧師先生や教会の方や友人からの便りが
届いて励まされる。夫の友達から「頑張って」と大きな字で書かれたハガキもうれしい。


コロナウイルスで不自由はあるけど、人との繋がりは深く強くなってる気がする。教会で
礼拝をお捧げするのは牧師先生と役員さんや奏楽の方。でも信徒はユーチューブで参加が
可能な時代になりました。週報や説教もアップしてくださいます。96歳の姉妹が召され
ご家庭で牧師先生とご家族に見守られて天に帰られましたが皆が心ひとつに祈りました。


コロナウイルスが攻めてきても心までには手が出せない。お裁縫のできる方々がマスクを
手作りして配ってくださったり医療関係者の方々へ応援メッセージを届けたりできる所で
支えあって思いあっていく関係。時には苛立ちから罹ってしまわれた方やご家族に苦情を
言うこともあるとか。みんなで乗り越えたい。あの時は大変だったねと言える日まで。