kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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先の見えない不安の中で。

イザヤ書41章10節
恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。たじろぐな、わたしはあなたの神。
勢いを与えてあなたを助け/わたしの救いの右の手であなたを支える。



友から電話があった。子供がいないので歳をとってからホームに入るより動けるうちにと
数年前に戸建てを売って入居したけど、今までは庭仕事など楽しんでいたのに庭もないし
色んな催しも合うのがないと朝からお酒に手を出し困るとよくご主人の心配をしていた。
最近は足腰が弱り自分で立てず車いすに乗せてリハビリルームに連れて行く日々だとか。


ホームでは介護度が上がると介護施設に移るようになるので2部屋分を支払うことになり
やっていけるか不安になると言われた。ケアマネさんなどに相談してみたらと言ったけど
話してはいるとのことだった。老いていくというのは先が見えないし計画通りに行くとは
限らない。命のこともすべてが神様の御手の中にあり、神様が私たちを支えてくださる。


コロナウイルスも気づかないうちにそおっと入り込んできて、あっという間に世界中へと
地球を回った。私の思い描いていた老後とは大違いで夫は召されて未亡人になるし今では
外出も我慢し息をひそめて自宅待機。息子は帰宅して移るといけないのでと帰宅禁止に。
夫に訴えても答えるわけでなく、私は友に後悔しないように看てねというしかなかった。


コロナも長引くようだし皆の心がやり場のない、出口も見えないトンネルを歩き疲れて
不満が医療従事者さんやコロナウイルスに感染してしまった人たちに向いて行くのでは。
感染者やご家族に対して怒りの矛先をむけて行くようでは怖い。大変な時こそ心ひとつに
皆で支えあいたいのに憎しみが広がるのは。恐れるな、支え助けると神様は言われます。


5月の青空と白い雲、こいのぼりも泳いでいました。こどもの日の光景は変わらないけど
行きかう人たち、子供も共にマスク姿で人を避けて距離をとって歩いている。コロナ菌の
終息を待ち望みます。亡くなられる方もいまだに多くいらっしゃり、残されたご家族の
お哀しみはいかばかりかと思う。神様は恐れることはないと言われる、助けを待ちます。