kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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夫の死を受け入れた時、やっと美容院に行けた。

哀歌 3章22節
主の慈しみは決して絶えない。主の憐れみは決して尽きない。



昨年の秋から息子や夫が同時期に入院や療養生活を送り鏡を見るどころか美容院に行くと
言うことすら忘れていた。夫の髪も適当に切り自分もなんとか切って間に合わせていた。
元気な時は夫と一緒にカットに行ってたけど夫亡き後、「ご主人は?」などと聞かれたら
亡くなったって言う勇気がなくて行けなかった。死を認めたくなかったのかもしれない。


銀行などに夫が亡くなったことを伝えると凍結するので名義書き換え前の引き落とし分が
終わってからということで今日が最終日だった。次回からは自分の名義になると思った時
夫からバトンをしっかり受け継がねば、いつまでも甘えてられないと気持ちの切り替えが
できた気がした。夫の死を現実のことと受け入れた時に神様の慈しみ、憐れみを感じた。


夫もやっと安心して今の私を見てくれてる。悲しまないでいいと言ってくれた気がした。
美容院に行こう、今なら夫が亡くなったと言える、やっと現実を受け入れられた、感謝。
ということでヘアカットしてもらってきました。大変でしたねと労って下さりご主人も
喜んでくださってますよ。亡くなられてまだ1か月ちょっとで立ち直れたのもすごいと。


息子さんもお母さんが元気になられて喜ばれますね。母は強しですねと。神様の憐れみに
よって一山越えることができました。帰宅して夫に「きれいになったでしょ」と言ったら
写真が笑ってくれてた気がして、夫に支えてもらいながら身だしなみも少しは整えていく
事も大事かと思ったけど自信はない。鏡に映る自分を見て笑ってみた、久しぶりの笑顔。


神様とイエス様と夫が応援してくれてる。心が軽くなった気がした。春が来たからかな。
牧師先生や神の家族の兄姉が祈ってくださってる。友達も励ましてくれてる。9年前の
3.11で大切な方を亡くされた方々の上に神様の慈しみと憐れみを祈ります。アーメン。
ブログでも気にかけてくださってる方々に感謝いたします。笑顔が戻ってきました。