病気治っても、息子壊れちゃうんじゃあ。神様、助けて。
エレミヤの手紙29章11節
わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。
それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。
退院も決まり落ち着き始めた夫はようやく息子のことや私にも目を向けるゆとりが出て
夫の退院後の息子への見舞いについて話し合い、長い時間の見舞いはまだ疲れるので
息子の夕食の時に介助に来てゆっくり食べさせながら過ごそうと言うことになりました。
そこで昨日はとりあえず私だけ息子の夕食を見学させて頂けたらと行ってきました。
運ばれたお盆を見た時ショックでした。白いのはおかゆでお味噌汁も器で分かったけど
小鉢に入ってるのはなんだか見当もつかず献立表と照らし合わせてもわからないのです。
5分粥も味噌汁もおかずもミキサーにかけトロミを付け、お茶もトロミです。お匙で口に
入れ飲み込むとまた口に運んでいきます。息子がエプロンに手をやり口を結ぶと終りに。
トロミ食じゃないとだめですか?と聞いたら誤嚥が心配なのでこれにしているとのこと。
食べ始めからご馳走様で薬を飲みおわるのに15分もかからない速さ。飲み込んだかな?
次はこれと言葉かけされ、私にも飲み込んでから次を入れて下さいと説明されました。
息子の表情も嬉しそうにはとても見えずお腹が空くから口を開けてる感じ。何人もの
介助の必要な患者さん相手にゆっくりできないのも分かり、夕食介助に来なくては!と。
昨日は何か息子がかわいそうでならなかった。ほとんどリハビリ以外はベッドでの生活。
会話もできず楽しみもないし親が面会に来て話しかけるものの虚ろな目で上を見ている。
ベッドから下へ降りるのも大変なようで筋力が低下と言われ胆嚢摘出手術で体は治っても
生活力が失なわれていく。胆嚢の中をきれいにしないと手術できないし入院が長引くほど
息子の生活を取り戻すのに時間がかかる。元気に産めなくてごめんね、と息子に謝った。
今日は夫の見舞いの後に、息子の病室に行き夕食のお手伝いするよと息子に伝えました。
昨日、見てわかったと言うと夜勤担当看護師さんは困ったらナースコール押してねと。
息子に話しかけながらひとさじづつ口に運び自分で食べてたよね、食べてみようか?と
空いた小鉢におかゆをひとさじ入れスプーンも持たせたら上手に食べたのです!それも
すべて完食!神様ありがとうしかない。息子も穏やかな表情を見せてくれた。感謝。
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