kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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共倒れになりそうになったけど・・・

ペテロの手紙一 5章7節
思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。
神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。アーメン。



この所、夜中に目が覚めてしまう。息子が帰宅していて3人で食卓を囲むけど夫はすぐに
食べようとはしない。じいっと考え込むようにしている。食欲を置き忘れたと言うけど
この言葉が本音とわかる。作ってくれるのに申し訳ない、何とか食べなきゃと気持では
思うがという葛藤が伝わる。体重も減り水分補給も中々とれず病気かなあとポツリと。


息子の食事の介助をしながら横目で夫の様子を見てため息が出てしまった。思い煩いを
神様に委ねよとペテロは手紙の中で言う。ほんとにそうだと思う。神様はいつも最善を
成してくださってると知っているのに、信じているのに、目の前の痩せこけた夫の姿に
胸つぶれる思い。こんな体で手術に耐えられるのだろうかと不安は広がっていくだけ。


小さな気がかりはあっても今まではここまで不安に陥ることはなかった。肉体はいずれ
朽ちると知っている。でもその先には神様の御国が待っていることもわかっているのに。
じたばたしてもすべて神様の御心のまま動いていく。委ねきれない弱い自分が見えた時
神様がくださるのは試練でなく訓練だと気づいた。超えた後に恵みと祝福が待っている。


娘から礼拝に行ったり聖書研究祈祷会にも出かけていき、自分の時間も作るのが大事だと
思うとメールしてきた。「お父さんに付き合って一緒にじっとしてたらまいっちゃうよ。
お父さんが食べられなかったら、食べた分をほめてあげればいいじゃない」とも。主様に
頼って祈ればいいよ。この言葉に娘の成長を感謝した。いいお母さんになってきていた。
神様、ありがとう。