kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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愛する夫が神の身許へと。

詩編56章14節
あなたは死からわたしの魂を救い/突き落とされようとしたわたしの足を救い/
命の光の中に/神の御前を歩かせてくださいます。


22日の朝も夫はいつものように朝食を摂り玄関でデイケアからの迎えを待っていた。
靴を履こうとした時に上半身がガクッとなり靴が探せないかと思い声をかけても意識が
なかったのでスタッフさんが救急車を呼びましょうと言われ救急センターへ行きそのまま
意識は戻らず危篤状態なので、弟にも来てもらい牧師先生にもお伝えし祈るだけでした。


夕方牧師先生が詩編のみ言葉を読み祈ってくださいました。夫は洗礼を受けていたけれど
教会員になっていませんでした。地上での命のあるうちに教会員にしてと牧師先生に頼み
ギリギリセーフで教会員になれました。最後まで耳は聞こえてるそうなので息子のことは
任せて私も娘も大丈夫、ありがとう等と話し続けていましたが23日7時に召されました。


ドイツから来る娘は24日に着きお父さんと対面。火葬場が混み一番早くて30日14時で
それまで自宅待機でした。ゆっくり自宅で過ごせること、死をすぐに受け止められない
家族にとってはよかったです。娘ともいろんな話をし、夜は二人で枕を並べて夜更けまで
話しました。お母さんと二人だけでこんなに長く過ごせたのは初めてだねと言いました。


神様は悲しみも慰めもくださるお方です。家族の死を受け入れられず心の準備が出来ない
私達にこんな形で時間を用意してくださっていたのです。夫との思い出話に花が咲いて
時に笑い時に涙し、少しづつ時間がたつうちに悲しみが和らいでくる気がしてきました。
明日の夕方に夫だけ牧師先生と共に教会へ移動して30日の葬儀のために備えることに。


夫が居てくれたので朝に夕に「お父さん」と棺の中の夫に語りかけ交流があったけれど
いよいよかと思うとさびしさが。できるならドライアイス入れ続けて夫をここに置いて
欲しいと頼みたい(叶わぬこともわかっていても)。でも今はイエス様と共に御国で
憩っていることも知っています。夫の最後の地上でのご用、神様をお伝えしてほしい。


お祈りくださっている方々、ありがとうございました。アーメン。