kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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最期の言葉を「ありがとう」で。

日野原重明先生の講義の中に『人生の最期の時に「ありがとう」と伝えられること。
与えられた命への感謝と共に、家族に贈ることで遺族は哀しみの中でも歩んで行ける。』


母も末期癌で召されたけれど、昏睡に陥る前に見舞っている子供たちに「ありがとうね。
イエス様が来てくださったのよ、私はもう大丈夫」と涙をこぼし喜びの笑顔をくれた。


夫は意識を失う数日前に突然寝室を出た時、立ち止まり「ありがとう」と言った。
「自分だったら〇子に、こんなに介護してやれないと思う。」と真剣な表情で言った。
その時はまさか数日後に召されるなんて思いもせず「大丈夫、できるわよ」と応えたが。


ありがとうって言ってくれてたなあ、と夫の顔と声が今も心に焼き付いている。
肉体はないけれどいつもそばで見守ってくれて、困った時にも支えてくれている。


夫の人生、囲碁を追及し学生時代から亡くなる間際まで東日本囲碁大会出席を信じてた。
孫たちとビールで乾杯を楽しみにしてたけどこれは天国まで持ち越し。
今もじいちゃん、オーパと孫たちの話題にも出て幸せな人生だったと思う、そうだよね。


ここに神様との確かなお約束があるから再会の幸いを握っていける、絶望はない。
神様に信仰をいただき今の幸い、決して消えない希望がある。「ありがとう」と帰れる。
一人でも多くの方に神様をお伝えしたい、と息子と祈る日々。神様にありがとうを!