15年前、娘は初めての出産でそれも海外だし不安もある中、双子を産んだ。
1930ｇと1860ｇで保育器に入らず1週間の入院で帰宅。ジジババも飛んでいった。
育つかと思うほど小さく抱くのもこわごわ。生まれてくれてありがとうと。

一人が小学校に入学してすぐに小児白血病になり天国から地獄っていう感じ。
病院では基本は在宅治療、入院は最低限にし無菌室に入ることなく通院していた。
訪問指導学級で教師が家に来て教えた。宿題はなく相方の宿題を一緒にしていた。

髪の毛が抜けると知り、髪の毛をショートにしたら相方も一緒にバッサリと。
入院の時はいつもどっちかの親が交互に付き添い留守番組にも配慮していた。
共働きの両親は子供が重い病気の場合、年休ではなく別に休暇をもらえる仕組み。
国全体で家族を支えてくれていると思った。年月を経て今は年1度の通院に。

病気だった子はジョギング部やサーカス部に入り二人そろって9月に中学3年生。
今は髪の毛を伸ばし子供のカツラを作る所に寄付すると伸びた髪を大事にしてる。
病を通して家族が協力して今の幸せがあり神様を信じる子となしてもらえた。
神様に15回目の誕生日をありがとうと祈った。夫も喜んでる。感謝。