kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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コリントの信徒への手紙二 8章15節 わずかしか集めなかった者も、/不足することは

15節
「多く集めた者も、余ることはなく/わずかしか集めなかった者も、/不足することは
なかった」と書いてあるとおりです。


イスラエルの人々はエジプトを出てから40年にわたり神様がくださったマナを食べた。
翌日の分まで集めて残したマナは腐って食べられない、恵みはその日の分だけで十分と。
イエス様もまた伝道の中、集まった群集五千人に食べ物を与える奇跡を見せられました。
弟子たちがパン五つと魚二匹しかありませんと言いイエス様は賛美の祈りを唱え人々は
食べて満腹した。互いのゆとりが欠乏を補いあえば釣り合いがとれる、神様の恵みです。



息子在宅で、家族での~んびり過ごしています。ようやく息子のホームでの私の悩みも
解決の形をみせてくれている。自分の心の持ちようが原因だったんだと気付かされた。
息子は寝る前に睡眠導入剤1錠を飲みますが12月から2か月半ほど自宅では夜中も通して
寝るのにホームでは夜中に目覚めてしまい眠剤0.5錠を追加で飲んでも効き目もなくて。


薬が効かず0時から1時間おきに起き世話人室のドアを叩き朝までこの繰り返しの日も。
人の個室に入り戸棚を開けたりするのも個室は寝る時に鍵をかけての対応となりました。
ホームに泊る月~木の4日の中で毎晩ではないし世話人さんは気にせずにと言われますが、
金曜日にホームからのノートを開けるのがこわかった。息子にどうしたら伝えられるか。


精神科の先生に処方箋をいただきに行き、困ってると伝えると「気にするな、向こうは
仕事でこういうことに慣れてるから任せなさい」と。確かにそうだけど気持ちの整理が。
先日、他の用事でホームに電話を入れた時に世話人さんにいつもすみませんと言ったら
「気にしなくていい。寝なかったとかあったことをありのまま記すけどそこで終り」と。
「お母さんが気にしたら書かない方がいいかな?とこっちも考えるようになっちゃうよ」


自分のことばかり考えていて、息子が迷惑をかけたら困る、いい子でいてほしいなどと
捕らわれていたのかと。息子は息子なのに、そのままを素直に自然体に生きているのに。
自宅で寝ている息子もホームで眠れないのも同じ息子。息子は何も気にせず生きている。
世話人さんが「こっちは仕事、毎晩眠れないわけじゃないしこれでいいの」という言葉に
救われました。息子を自分の理想の型にはめようとしていた、見栄っ張りな母でごめん。


ということで神様が私の惨めな自分勝手な姿を見せてくださったこと、感謝ばかりです。
神様の御前に祈り、明日の聖日礼拝には礼拝堂で祈りと感謝を捧げて来ようと思います。
まだまだこんな所を歩む弱い自分、神様の御前に光に出されたこと。よかったあ。
神様の恵み、こんな私を導き罪を赦して下さりまた一歩、主にあって逞しくなったかな。