上の子が　今日誕生日　五拾壱

（あれから51年たつ、産院から実家に連れ帰り赤ちゃんを抱く夫と3人の写真がある。
出来立てほやほやの親たちはうれしそうな笑顔で赤ちゃんは泣いていた。
私は23歳、弟が生まれるまでの2年間は平凡に過ぎていきました。）

ヘルペスの　薬もらいに　内科へと

（息子のヘルペス、赤みが消えそうにない。
治っても抗生物質を5日間は飲ませることになっているのでホームに持たせました。）

娘が生まれ2年後に生まれた息子は入退院を繰り返し命の危機で生活が全く変わった。
将来が深刻なお子さんですと言われ障害の子を抱え人生を送るとは夢にも思わなかった。

夢中で生きる中で最重度の息子を通して気が付いたら家族全員それに私の実母まで
イエス様に出会えていたのです。

息子は天国に言葉を置いてきた。理不尽なこともあったり、言いたいことも言わずに
今も無言で過ごしています、笑顔は抜群の癒し系です。

家族が心ひとつに息子の命を守らねばと神様に祈ることから始めて、
イエス様の十字架の意味を知り洗礼を授かりました。

娘も3人の女の子たちを授かり優しい夫と幸せな家庭を築き、家族たちから今日は
誕生日を祝ってもらっていることでしょう。

夫は天国から、私と息子は地上から娘に「♪おめでとう」とエールを送ります。
家族をありがとう。　神様に感謝しかないです。祈ります。