kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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フィレモンへの手紙 1章16節 愛する兄弟であるはずです。

16節
その場合、もはや奴隷としてではなく、奴隷以上の者、つまり愛する兄弟としてです。
オネシモは特にわたしにとってそうですが、あなたにとってはなおさらのこと、
一人の人間としても、主を信じる者としても、愛する兄弟であるはずです。


フィレモンの奴隷のオネシモは逃避行を続けたが、主人の元に帰るためパウロに推薦状を
書いてと頼んだ。パウロはオネシモの不信仰を知り牢獄の中でオネシモにイエス様を伝え
信仰者へとかえられた。パウロは愛する兄弟オネシモを私と思ってほしいと手紙を書いて
いる。聖書の中にあるこの短い手紙には人として信者として愛すべき兄弟を伝えるための
大切なメッセージが込められているのかと思う。奴隷ではなく、主にある同労者として。



チャペルコンサートでは多くの方が来られ星野富弘兄の詩に曲をつけソプラノ歌手の方が
歌われた。「ぺんぺん草」の詩は今回は歌われませんが絵葉書にもなっている詩です。
神様が一度だけ願いをかなえてくださるなら星野兄は母上に肩たたきをと。息子は何を
願うのだろうか。私は息子にわかるように「生れてくれてありがとう」の声を届けたい。


日曜は朝8時に息子をホームに送り日曜泊まり月曜は通所へとお願いしました。夫の長姉
一周忌と双子の妹の49日の納骨でした。次姉は転んで腰と背骨にひびが入り欠席ですが
亡き兄の2人の娘家族たちが参列し平均年齢が一気に若返ってお墓参りをしてきました。
法事が終わり次姉のホームに見舞って来ることができ夫の心臓手術のことを伝えました。


わが家の息子の話しになり47歳になると言うと生まれた時はミルクも吸えず1歳までは?
と医師に言われたのに頑張ってると喜んでくれた。人生の秋から冬に向かうこの頃ですが
日々を大事に過ごせること幸せです。神様に頂いた信仰のおかげ、それも息子経由で。


市役所に障害者サービス時間の更新に息子の知的障害手帳をもっていったのですが写真は
ここ20年ほど変えていないと気づきました。今より若くいい笑顔を見せているのです。
この手帳は息子が10歳で初めて申請しました。成長してみないとわからないかもなどと
躊躇があり踏み切れず、知的障害も神様からで、恥ずかしいことではないとわかった。


自分の思い描いた人生とは違っても神様はその人に最善の道をお示しくださるお方です。
星野さんのように、息子のように神様をお伝えする道を歩む人生も主の祝福のうちに。
アーメン。