kohitujiのブログ

夫は天国へ旅立ち、重複障害、最重度の息子と私の二人に。淋しさの中に神様にすがる日々。

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川柳 1句 1.もう一度 育てるならば

もう一度 育てるならば 誰にする


(友が電話で聞いてきた、「もう一回育児するとなったら誰を選ぶ?」と。
「そりゃあ、もちろん、健だわよ」と即答した。
「当たり前じゃないの、他の人だったらみてくれるかわかんないもん」と。
友も「そうだよね、同じだよ」と言った。)



息子が小学校1年生の時は、養護学校内の訪問指導学級に入学した。
週に1回、先生が家庭訪問してくださり歌ったり近くを散歩したりされた。


月曜日は出席できる子供たちは指導学級に通い、顔合わせをして
親たちは控室で過ごしていた。
T君は「健ちゃんがしゃべれるように教えてあげるんだ」と言ってくれていた。


お互いに1歳までは無理とか、10歳まで持つかと医師に言われていたので
「がんばろう!」と母たちは励まし合ってきた。
T君は学年も一緒だったし、いつも命の危険を通ってきたこともあって
状況も似ていたので親しくなり交流が続いている。


「何と今年40代最後の歳だよね、がんばってくれてるよね!」と
今あるのも息子のおかげとわかち合えた。
何回生まれ変わっても息子と母子でいたい、と言えるって幸せだね!と
息子命の母たちでした。


散歩に行くとあちこちのお庭にこいのぼりが泳いでいる。
我が家はリビングに飾ってある。
みんながコロナに負けず未来に向けて大空をはばたいてほしいと願った。


T君ママと共にいい人生だよねと言えてること、うれしいです。
神様が家族として我が家に贈り込んでくださった息子。


夫も喜んでくれてるはず!!!一緒に歩んだ夫、同士です。
神様に、息子と家族として会えたことを感謝ばかりです。